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結核(TBC)について

 
           
   
     

結核とは、結核菌という細菌が直接の原因となって起こる病気です。

結核の移り方としては、空気感染・飛沫感染が上げられます。
空気感染・飛沫感染とは結核患者のくしゃみや、咳でツバのしぶきが飛びますよね。
これらが原因で結核菌が空気中に混ざってしまいます。

この結核菌が浮遊している中、呼吸をしてしまうと肺の中に菌が入り込み、
感染してしまうのです。
(呼吸で肺の中に入るまでに、鼻やのどで菌が消えてしまえば問題ありません。)

基本的に、空気感染、飛沫感染が結核の感染ルートなので、
家族や友人などに対して結核が感染する事が多いのはそのためです。

また、手を握ったり、同じコップや食器を使ったりなどの、
物を通じて感染することは無いので安心して下さい。


発病までの経緯

結核菌が肺に入って、感染することはわかっていただけたと思いますが、
感染から、発病までの経緯を説明したいと思います。
肺に侵入した結核菌がまずする事は、肺の中での繁殖活動です。
この繁殖が原因で、軽い肺炎のような症状が見られます。

その水面下で、今度は肺のリンパ節が腫れることになりますが、
この変化は本当に分かりにくいものなので、なかなか気づかれません。

そんな繁殖に気付かれることなく、
人間の体の中では結核菌に対する抗体が出来上がります。
これが抵抗力いわゆる「免疫」なんです。

ここまでの流れに2~3か月が期間として要されますが、
ここからが問題なんです。

免疫は出来ましたが、結核菌は死んではいません。
死んでいないという事は、体調が悪くなり、体力が弱っていくと、
この結核菌が体内で暴れ出すのです。これが、結核の発症なのです。

こどもや赤ちゃんは、この最初の段階で免疫が十分にできず、
そのまま発症してしまう事もあります。
しかし、ほとんどの成人の場合は感染してから1年、
長いときには何十年もしてから発症することがあるので注意が必要です。

結核は、昔の病気と思っている人もたくさんいらっしゃると思いますが、
バカにできない怖い感染症であることを覚えておきましょう。

予防をするためにも、
BCG接種を受けて感染しても発病しないように免疫をつけることが大切です。

また化学予防といって、感染が分かった段階で発病を防ぐ薬を飲ませることもできます。
しかし、対象としては子供か若者に限定されます。

大都市は人がもともと集中し、感染のリスクが高い場所と言えます。

     
 
 

 

   
 
 
 
 
                                 
 
 
   
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